会社案内

ごあいさつ

グローバルな視点と揺るがぬ信念。容器を通じて社会に貢献し続ける企業を目指して。

ビッグバーンにより宇宙は生まれ、気の遠くなるような悠久の時を経て、今からほぼ46億年前に地球は誕生しています。宇宙という壮大な器は、太陽系をその中に入れ、さらに地球は人類という尊い生命を納めた器といえるのかもしれません。器の使命は、守り抜くことといえます。そこには私たちが創造する容器の原点がある思いがいたします。例えるなら、容器は脇役です。主役である品物を損なわず、しっかりと保存し、運びやすい形で安全に運搬することに心を注ぐ、そんな一徹さとひたむきさが役どころです。形状、耐久性、運び易さの追求—。時には、その存在を販促性につなげるためのアピールをし、商品価値を高めていくことも求められます。飽くなき情熱でコツコツと努力する、そんな脇役に徹する姿勢は長尾製缶所が目指す姿でもあるのです。
1918年の創業以来、幾多の困難を経て、諸先輩の叡智と努力により、当社は創業100年を迎え、次の100年への歩みを始めました。近年は急速な科学の進歩の中で、容器に求められる役割も経済性はもとより、安全性、環境保全性等、多様化、複雑化の一途を辿っています。「お客様に満足していただける商品やサービスの提供なくして、企業の存続はありえない」という経営理念のもと、良質で低価格化された商品を、安全かつ迅速に供給できるシステムを築いてまいりました。また、廃缶処理機等、製缶の関連商品のサービスを充足させる事業分野への進出も時代の要求に合わせて発展してまいりました。
私たち長尾製缶所は、これからも時代が求める製品を追求し、多様化、技術革新を進め、全員が一丸となり努力してまいります。容器を通じて、社会に、世界に貢献し続ける企業を目指し、一段一段コツコツと歩みを進めていく所存でございます。

代表取締役社長 長尾 浩志